クラウドファンディングで clockworkPi GameShell (組立式ゲームコンソール) を入手した話
クラウドファンディングって面白いですよね。
サイト眺めてると、「こんな発想があったんだ」とか「こういう人たちもいるんだ」っていう気付きがあったり、「これほしい!」っていう製品もあったり。
最近はテレビにも積極的に出てくるようになり、日本でもやる人がどんどん増えてきている印象。
というわけで私も、使っていないお金を少しは役に立てたいと思い出資を行いました。
その一つが、これ。
clockworkPi GameShell
もともと 4月 ごろに到着予定だったのですが、あまりの注文数に捌ききれなかったのか 7月中旬 までもつれ込みました。
でもまあちゃんと届いてよかった。
届いた品物がこれ。
いや不気味すぎんだろ
家の人が受け取ったのですが、なんせシンガポールからこんな真っ黒な包が届くのですから、心配して仕事中に電話を鳴らしてくる始末…。
国際便ってこんなもんなのかな?
開けてみる
箱ベッコベコ…。
Amazon もそうだけど、通販ってやたら大きな箱に入れてくるよね。外国だとこんなものなのかと改めて理解。
しかしちゃんと 1袋 に 1つ 入っている。ここらへんは物品費より人件費を削減したのかな。
さて、このベコベコの箱を開けてみよう…。
1つめの箱。
2つめの箱。
左側のケースみたいなやつが、多分背面だろう。レゴっぽくして拡張できるようになっている。
その下の薄い箱を開けてみる。
何やら部品が入っている。なんだろう、基盤っぽく見えるけどなんか違う。
続いて、少し厚めの箱を開けてみる。
これは前面ケースだ。 2色 頼んだのでちゃんと 2色 届いた。
最後に、一番下のバッグインバッグならぬボックスインボックスを開けてみる。マトリョーシカみたいだ。
説明書、ステッカーが一番上にあって、その下がいろんな部品になっている。
一番上とその下はプラスチックの部品だ。
片方はクリアで中が見えるようなもの、もうひとつは半透明。どちらも同じくらいの大きさだ。
さて、最後に残ったこの黒いスポンジ。開けてみると・・・
!?
基盤、画面、スイッチその他もろもろ。
すげえ、本格的なキットっぽい。
ちゃんと Class10 の microSD も入っている。やる。
組み立てる
とりあえず、設計書が入っているのでそのとおりに組み立ててみる。
表紙こそ英語だけど、中身はほとんど図で埋まっていて、英語が読めない私でもサクサク作っていけた。
プラモデルみたいにボードからニッパで部品を取り外して (工具出すのめんどくさくてカッターで代用。もう二度とやらないと決めた) パチパチとはめ込んでいく。
ネジ一つ使わず、ものの 1時間半 程度で完成してしまった。
動く
電源は USB microB 端子。ここらへんは RaspberryPi を踏襲していますね。とりあえず挿してみます。
こいつ…動くぞっ!
出資と対価
というわけで、とりあえず今回は組み立ててプリインストールのゲームをちょびっと遊んでみました。
ゲーム機という事もあって、メモリ 512MB でもサクサク動きます。これは色々遊べそう。
3D ゲームはちょっと辛そうだけど、マリオとかシムアントとか、工夫次第ではいろんなことができそうだなと可能性を感じる端末です。
ただ Wi-Fi を切るオプションが見当たらなかったり、 Bluetooth 対応チップなのに繋がらなかったり、色々と穴はあります。
これからの進展に期待したいところですね。何より、 出資 したんですから。
クラウドファンディングはとても良い文化だと思うので、これからも広まっていって欲しいな。